加波山神社

所在地 茨城県真壁郡真壁町長岡
祭 神 伊弉冊神(伊弉冉)、速玉男神、事解男神
ご利益 風除、疫病除、火鎮、殖産、方位除、安産

祭神はそれぞれ、いざなみ、はやたまお、ことわかお(のかみ)と読みます。別座にも多くの神々をお祀りする由緒ある神社です。加波山は筑波山の裏山にあたり、修験の山としても知られ、別座の一神には「岩切神(いわきりのかみ)」という荒々しい天狗様がいます。

もともと天狗は修験道や仏教(主に密教系)の鬼神でしたから、この神社も明治時代以前までは両部神道(神道と仏教が調和した信仰=神仏習合)の神社だったわけです。

近くにある(といっても車で1時間ほどの距離ですが)筑波山神社に比べると、ここにはずいぶん素朴で古風な信仰形態が残っている気がします。現在でも特に地元の人々の岩切神への信仰は篤く、この神様の山中にある祠に捧げた塩などを持ち帰りいただくと難病も治るというほど霊験あらたかなのだそうです。

かつて筑波山塊は天狗のメッカだったのですが、観光化した今の筑波山に天狗の面影はありません。しかし加波山神社には今でも荒々しい天狗様達が祀られているということで訪れました。夏期には回峯行(山を巡る修行)も行われるほどなのですが、私が訪れた日は残念ながら神主さん(導士)はその回峯行で不在。次の機会にはぜひ奥の岩切神の祠にお詣りしたいものです。

ちょっと離れていますが真壁町も歴史のある町です。真夏でしたのでかき氷が旨かった。

本殿正面の左右に奉納された大きな天狗のお面。四角い顔が親しみやすい。

とても美しい千木(ちぎ)と個性的な狛犬。
清楚で神々しさを感じるたたずまいです。

かつて筑波は天狗の山でした。筑波山系の奥山にあたる加波山には、まだ天狗信仰が色濃く残っています。
これは境内の天狗社。

神社の奥には山神が祀られていました。筑波神社に比べると野趣があって、なかなか硬派です。

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