地主神社

所在地 京都市東山区清水一丁目317
祭 神 大国主命、因幡白兎、祓戸大神、地蔵尊
ご利益

縁結び、商売繁盛、芸事上達

カタログには「京都最古のえんむすびの神」「世界文化遺産」と書いてあります。社名は「じしゅじんじゃ」と読みます。清水の舞台を出るとすぐ左。清水寺も修学旅行の団体や外国からの観光客でにぎわっていましたが、この神社の狭い境内は全くの別世界。どこにもカメラを向けられないほど若い女の子たちでビッシリなのです。彼女たちの心を掴むにはどうしたら良いのかというヒントがこのスペースには詰まっている。ハンサムな大国主命(おおくにぬしのみこと)とキャラ化したウサちゃん(いなばのしろうさぎ)。開いた口を閉めるのが精一杯でした。

かつては、ここ音羽山の地主神を祀っていたのでしょうが、神社としては「縁結び」「恋の神様」を看板に掲げて大成功を収めているわけです。神々のキャラクター化も当たり、もちろん場所も最高。地主神サマサマといったところで、一番ご利益をいただいているのはここの宗教法人であることは間違いありません。しかしある意味、神妙な少女趣味に徹している神官もご立派です。

大国主命は並はずれた好色神で片っ端から美女に手を出し、なんと御子が181人もいるのだと知ったら、彼女たちはどう感じるのでしょうか。もちろん気楽なゲーム感覚での参拝を楽しんでいるわけで、それは「ひとつのきっかけ」として決して悪いことではありません。出雲大社に始まって大国主命を「縁結び」の神に祭り上げた先人のアイデアもすごいと思いますが…それにしても「縁」に頼る若い女性のいかに多いことか…ちょっと不安でもあります。

……ちょっと恥ずかしい。

左は芸事上達の神と撫で大国。手前は栗光稲荷。これでも女の子たちが外れる隙を待って撮った。

「おかげ明神」の背後に立つ杉がご神木で「いのり杉」とか「呪い杉」とよばれている。かつて「丑の刻まいり」に使用された杉で、藁人形を釘で打ち付けた呪いの痕跡がいくつも残っている。英語の解説板がすごい。現在では、どんな願いでも必ず一つは聞いてくださる神さまということになっている。

「恋占いの石」は縄文時代の遺物ということらしい。反対側にも同じような石があり、目を閉じて石と石の間を渡り、無事にたどり着けば恋の願いが叶うという。お金もかからないし、この占いは大人気で外人さんも巻き込んで周囲は大はしゃぎ。気分が盛り上がれば「お守り」の売り上げもグッとアップするという具合だ。
他にも「しあわせのドラ」「水かけ地蔵」「はらえ戸大神」「人形(ひとがた)祈願」、季節モノの「七夕こけし(手前写真)」など盛りだくさん。

 

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