琵琶滝 不動堂

所在地 高尾山6号路
祭 神 不動明王、金加羅(こんがら)童子、制多伽(せいたか)童子、普賢菩薩、文珠菩薩、狸神、ほか
ご利益 諸願成就、修行場

高尾山の6号路をしばらく歩くと右手に分かれる路があり、その先に琵琶滝が見えます。ここは修験道の滝行の修行場になっていて、不動堂の中央に不動明王、両脇に金加羅(こんがら)童子と制多伽(せいたか)童子が祀られています。この三体を合わせて不動三尊像とよびます。
また、この二童子は不動明王を助ける三十六童子の代表格なのです。

不動明王は「お不動さん」として多くの人に愛されていますが、修験道においては最高神である大日如来の化身といわれ、修行する人の守り神とされています。

この琵琶滝は別名妙音滝ともいわれ、修行を積んだ人には滝の音が琵琶の音色に聞こえるそうです。これは滝に祀られることの多い弁才天(妙音天)のつま弾く音色に違いありませんが、俗人の私には残念ながら聞こえません。

滝行には申し込めばどなたでも参加できます。最近は女性の姿も見かけるようになりました。夏休みには子供達の体験修行もあると聞きます。

このお堂の脇からは霞台(かすみだい)に出る「琵琶滝道」とよばれる登山道があります。私たち高尾ボランティアのメンバーは「ガラガラ道」とよんで、よく利用しています。ただし、足元が暗くなってからの下りは危険ですから避けた方がよいでしょう。

6号路をそのまま登ると滝の行場が見えますが、最近は女性が修行している場合もあるので、あからさまに覗くのはエチケット違反ですね(そういう私も…ごめんなさい)

ここの不動明王は非常に端正な顔をしたイケメンです。お堂は開かれている場合が多いので、ぜひ拝見してみてください

お堂の左右の羽目板には、向かって左に象に乗る普賢菩薩と右に獅子に乗る文珠菩薩の像がはめ込まれています。
私はこの像が好きなのですが、屋根の下とはいえ風雨に曝されているので保存状況が気になり、ここを通るたびに寄ってチェックしています。
しかし 普賢菩薩の方は修行場側にありますので、滝行をしている方がいる場合は失礼に当たるのであまり見ることができません。

お堂に向かって右奥に小さな祠があり、中に狸が祀られています
この狸神について調べたことがありますので、詳しくは『かえで(高尾パークボランティア会報)』掲載小論集「高尾山のオタヌキ様とライオンに乗った菩薩」をご覧ください。

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