高尾山 薬王院大本堂

所在地 高尾山1号路
祭 神 飯縄大権現、薬師如来、不動明王、ほか
ご利益 諸願成就

明治34(1901)年に建立された入母屋造り。高尾山の中心となるお堂です。
このすぐ上にある飯縄権現堂より新しいのですが、こちらの方が彩色がなされていないせいもあり古く見えます。
正面の「高尾山」と書かれた額は小松宮殿下の筆になるそうです。

真言密教のお寺ですから中へ入ると中央に護摩壇があり、7〜8名の僧侶による護摩供は一日に五回ほど行われ、時間は決まっています。
参拝者は誰でも中にはいることができますが、願い事を記入した護摩木を納めた人は読経中にちゃんと名前を唱えてもらえます。
護摩供が終わると護摩壇の裏の飯縄大権現像を拝観することができますが、この時は「ナ〜ムイヅナァダァイゴンゲ〜ン」とお唱えしなければなりません。
ただし、私たちが拝める像は「前立て(拝観者が拝むための像)」で、本像は秘仏とされているため拝観できません。しかも追い立てられるようにして歩かねばならず、しっかり見ることは不可。

鎌倉時代までは寺の名前からも推察できますように薬師如来がご本尊でした。飯縄大権現は中興のご本尊というわけです。

護摩を申し込むには、四天王門をくぐって左にある寺務所で受け付けてくれます。護摩供の読経はなかなか迫力があり拝聴しているだけで心地よいものがあります。

最近は「おみぐじ」も凝っていて、いろいろなタイプのものがあります。とにかくいろいろな神様グッズが取りそろえてあり、高尾山に行く度に大本堂前の売店を覗くのが楽しみです。

大本堂正面には立派な注連縄(しめなわ)が下がっており、お堂そのものも神社風。神仏習合の雰囲気が漂っています。

護摩供を修するため本坊から大本堂に向かう僧侶。最近は女性の僧侶(列最後尾)も見受けられるようになりました。

正面上部の左右に供えられた天狗の額。かなり大きいく、迫力があります。

こちらは大本堂の両脇に立つ天狗の石像。高尾山は真言密教系の修験の山ですから境内のあちらこちらに天狗の像を見ることができます。
みやげもの店(茶店)にも天狗のお面が置いてあり、山麓の商店街のキャラクターも天狗です。

HOME  NEXT  BACK  MAIL