大師堂周辺

所在地

高尾山1号路(大本堂に向かって右奥)

祭 神 弘法大師、飯縄大権現、不動明王、七福神
ご利益 学業成就、諸縁吉祥

大師堂は江戸中期の建立で昭和53(1978)年に東京都の有形文化財に指定されています。
江戸時代には大日堂として現在の奥の院不動堂などと共に薬王院の中心的堂宇だったようですが、明治34(1901)年に現在地に移築されています。

大師堂を囲むように周囲は八十八大師のミニ霊場になっています。
正式には「八十八大師御砂踏み霊場」といいまして、ここには第三十二世隆玄貫首(現貫首)が四国八十八か所を参拝した折りの霊場の小石が納められているそうです。
大師堂の前には八十八円で一周できるよう、両替用の一円玉が置いてあります。建立されたのは平成8年です。

大師堂に向かって左には延命地蔵像やケースに入ったミニ七福神が鎮座していますが、どれも新しいモノです。
むしろ向かい(大本堂の裏にあたる)にある飯縄大権現の板碑(これも新しいものですが)や、その上奥にある不動明王の石仏(ちょっと注意しないと見過ごします)に味わいがあります。

かわいらしい七福神セットも奉納されていますが、これはガラスのケースに納められており、反射して写真を撮りにくいのが欠点(笑)。

これも最近奉納された飯縄大権現の板碑
かなり荒々しく野趣溢れる顔で、個性があります。個性といえば、よく見ますとナント片足で白狐に乗っており、これは蔵王権現を意識したポーズといえましょう。
口の悪い人は「波乗り飯縄」と呼んでおります。

後背の火焔と剣の先が欠けていますが、なかなか出来の良い不動明王です。
飯縄大権現板碑の上方奥にありますので、うっかりすると見過ごしてしまいますが、私のお気に入り石仏の一つです。
台座も荒々しくて味わいがあります。

八十八大師御砂踏み霊場。
大師堂を囲んで四国八十八カ所霊場の小石を納めたミニ霊場があります。平成八年に建立されています。
大師堂の裏には大きな石版(十三仏+弘法大師か?)があります。かなり立派なものなので一見の価値あり。

延命地蔵。大師堂の横に鎮座していてすぐにわかります。この像に向かって左下にケースに入った七福神がありますが、こちらは目立たないので気付かない人が多いようです。
このお地蔵さまの絵馬は八角型です。

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