深大寺

所在地 調布市深大寺元町
祭 神 阿弥陀三尊、元三大師、深沙大将
ご利益 厄除け・魔除け、恋愛成就、ペット慰霊

正式には浮岳山 昌楽院 深大寺といい、天台宗別格本山のお寺です。733(天平5)年、満功上人が法相宗の寺院として開創したと伝えられます。開創から百年後の貞観年間、天台宗に改宗していますが、関東では浅草の浅草寺に次ぐ古刹です。
本尊は本堂に安置の阿弥陀三尊像。本尊は阿弥陀三尊で阿弥陀如来を中尊とし、向かって右に観音菩薩(左脇侍)、左に勢至菩薩(右脇侍)が鎮座する三尊形式で、関東地方には数少ない奈良時代の仏像だそうです。

上の写真は本堂(釈迦堂)の隣りの元三大師堂。こちらがいつも開いているのでほとんどの人はこちらに参拝しています。
元三大師とは慈恵大師(良源)のことで「角(つの)大師」「豆大師」「厄除け大師」など、さまざまな別称があり全国的に広く信仰されているお坊さま。
比叡山延暦寺の中興の祖として有名ですが、あの「おみくじ」を考え出したのもこの良源さんだといわれています。

しかし、ここで一番有名なのは「深大寺ソバ」でしょう。味噌田楽を肴に地ビール「深大寺ビール」を飲み、ソバで仕上げるのが私としては最高の贅沢です。
また「だるま市」も有名で日本三大だるま市の一つです。近くには神代植物園、水生植物園がありますが、最近は温泉(お湯は黒いです)も出たうえに「鬼太郎茶屋」「深大寺水車館」までオープンして、その気になれば一日中楽しめます。
重要文化財の梵鐘も都内で3番目に古いそうですが、最近ヒビが見つかり、現在は本堂に保存されているため、鐘楼に据えてある梵鐘は別のものだそうです。

「深大寺」の名称は、仏法を求めて天竺を旅した中国僧玄奘三蔵(孫悟空で有名な三蔵法師)を守護したとされる神「深沙大将」(じんじゃだいおう)にちなむと伝えられますが、深沙大将とは、河童の親分みたいな妖怪・沙悟浄(さごじょう)のことです。
実は立派な神様だったのですね…大変失礼いたしました。

門前の池には向かい合わせに弁財天(写真)と大黒天の小さな祠があります。深大寺周辺には、かつてきれいな湧き水が豊富に流れていましたが、なぜかこの池はどんよりした緑色です。やはり水量が減っているのでしょうか。

深沙堂。深沙大将、つまり沙悟浄が祀られているお堂で、本堂から少し離れたところにあります。ここでは水神として祀られていますが縁結びの神様としてもあがめられています。尊像は満功上人の作と伝えられ、深大寺の秘仏だそうです。

鬼太郎茶屋」。
店内はそれほど広くありませんが鬼太郎グッズや妖怪のフィギアが所狭しと並べられています。
もちろんお茶も飲めます。向かって左側にちょっとした庭(墓場)があり、ここにも妖怪達がいます。


深大寺周辺にはいくつかの水車が廻っていますが、ほとんどが見せ物です。ここ「深大寺水車館」の水車は小屋の中もちゃんと見学できるよう、再現されています。
規模はごく小さいのですが「調布市郷土博物館」となっており入城無料です。
ボランティアの方が解説もしてくださいます。

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