武蔵野八幡神社

所在地 東京都武蔵野市吉祥寺
祭 神 応神天皇
ご利益 勝利祈願、家内安全、厄除け

吉祥寺駅北口、五日市街道のあたりは四軒寺という地名のままに、背中合わせに寺院がまとまって建っていますが、その地域の端に吉祥寺の鎮守として親しまれている八幡様があります。
敷地はそれほど広くありませんが、式場などの設備もあり、こぢんまりとして落ちついた雰囲気のある神社です。

お祭りがあると「武蔵野囃子保存会」の方達が生出演し、お囃子や踊りなどを披露して楽しませてくれます。
よくここの臨時に作られた櫓で練習もしていますが、出勤途中でこの音が聞こえてくると、ついフラフラと境内に入ってしまいます。

境内には都天然記念物のキハダがあり、目通り幹周り2.22m、樹高約19mあります。ローカルな話ですが、夏になりますとここの八幡交差点ではひときわ目に付く緑です。

井の頭弁財天でも紹介しましたが最近「武蔵野吉祥七福神めぐり」というイベントを商工会議所が中心になって企画しました。七福神のうち、ここには大黒天が祀られています。

5歳で立川からこの地に越してきましたので私の産土神様といっても良いくらい子供の頃から馴染んできました。
高校や大学受験もここの八幡さまのおかげで合格!
大人になって久しぶりにお祭りに出かけてみましたが「こんなに狭かったかな」と驚いてしまいます。ここ数年来、初詣はかなり混雑すようになりました。

神々が合祀されたお社(やしろ)。「疱瘡神社」「須賀神社」「稲荷神社」「鹿島神社」「大鳥神社」「出雲神社」「三島神社」などが合祀(一緒に祀られている)されており、ここに小さな大黒天の像も鎮座しています。本殿にお詣りする土地の人は必ずこちらにも寄ります。

このお社には唐子を彫り込んだ可愛い羽目板があります。上写真の提灯の奥にあります。

本殿に向かって右の狛犬の足元には仔狛犬が。
本殿に向かって左の狛犬は不思議な模様の玉を持っています。どなたかご存知でしたら教えてください。

境内(鳥居のすぐ左側)には、ほとんど像の形が判明できなくなった古い庚申塔があります。これはかつて吉祥寺駅西側の大踏切近くに立っていたもので、40年程前JRの高架化と井の頭通りの拡張にともないここに運ばれてきたものですが、平成18年8月に吉祥寺の文化遺産として復元されました(写真左)。

ところが08年の7月7日、この庚申塔の隣りに江戸時代の道標が仲間入りしました(写真右)。これには正面に「神田御上水 井の頭辨財天」左面に「これよりみち」と刻まれています。かつてこの八幡様の交差点近く立てられていたものだそうですが、やはり道路の拡張工事などで取り除かれ、長年風雨にさらされたまま横たわっていたそうです。
その後、上記庚申塔近くに移されましたが昭和40年代半ば頃に小金井市小金井公園内にある「都立江戸東京たてもの園(前身は都立武蔵野郷土館)」に移されました。
その存在を知った地元有志の努力によってお里帰りしたのです。40年ぶりの再会です。

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