大國魂神社

所在地 東京都府中市宮町
祭 神 大國魂大神(大国主神=大黒神)
ご利益 商売繁盛、開運招福、家内安全、勝利祈願、縁結び

本殿は一棟三殿流造といわれる珍しい造りの社殿です(上の写真は拝殿ですから本殿はこの奥にあります)。
つまり三つの神社が合体したようなものですが、これは大化改新以後、横浜、埼玉、東京の六つのお宮(杉山神社、金鑽神社、秩父神社、小野神社、小河神社、氷川神社)が合祀されたからということです。
それで武蔵総社、六所宮とよばれますが、悪くいえば長屋タイプの神殿なのです。主祭神は大国主神です。

ちなみに新編武蔵風土記稿には「六所社」とあり、「大國魂」で検索していたので、探し当てるまでえらく時間がかかりました。

さすがに大きくて由緒ある神社ですから巫女さんも常駐しており、境内は常に美しく清められています。正面参道のけやき並木も必見です。

5月5日〜6日にかけて夜を徹して催される「暗闇祭」とよばれる例大祭が有名です。これは街中が燈火を消した闇夜の中で神輿(みこし)を担ぐため名付けられたものです。

本殿だけではなく、境内にはお酒の神様である松尾神社、などたくさんの神様が祀られているので、あらゆるお願いに万能に対応していただけそう。立派な図書館もあります。

私の通っていた高校(都立府中高校)が近くにあったので馴染み深い神社ですが、その頃はほとんど神仏には無関心でしたから、大きい神社というだけで、それほど由緒・歴史ある神社とは思いませんでした。
しかし、地元の知り合いも多く、その後、親しい友人がここで結婚式を挙げました。

ここの境内でデジカメをパチパチやっていたら、モニターが壊れて何も見えなくなってしまった。
特別不遜な気持ちは持っていないのだが、本殿を撮ろうとしたのがお気に召さなかったのか…。修理費に2万円かかるというので、そのままにしてあります。

どっしりとして立派な狛犬。
非常にトラディッショナルなスタイルだけに、見ていて落ちつきます。

手水や燈籠などの彫り物ですが、よく見るととても不思議なものが彫ってあることに気付きます。
上はジジババ。何かの物語の1シーンでしょうが、どなたかご存知でしたら教えてください。
下は、おそらく龍だと思うのですが、曲線がヌメっとした感じだし、指の先はヤモリみたいです。口か鼻の先もカールしていて不思議な姿です。

大鳥居をくぐってすぐ右奥に稲荷社があります。ここの絵馬も傑作ですが、狛犬代わりに立っている柱に彫ってある狐も、なかなか可愛い。
ちなみに大鳥居の左奥にはミヤノメ神社(祭神は天鈿女命)があり、ともに絵馬は神社内では扱っておらず、大鳥居向かいビル内の文具店で売っています。

松尾神社の祭神は大山咋命(おおやまくいのみこと)で醸造の守護神といわれています。意外に思われるかも知れませんが東京にはおいしいお酒が多いのです。最上段右の「澤乃井」は私がいつも飲んでいるお酒で、辛口が旨い。ただ、「高尾」が奉納されていないのが多少残念です(この場で飲めるわけではありませんが)。

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