目黒不動尊
泰叡山 滝泉寺

所在地 目黒区下目黒
祭 神

不動明王、大日如来、阿弥陀如来、虚空蔵菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩、観世音菩薩、勢至菩薩、地蔵菩薩、神変大菩薩、愛染明王、閻魔大王、三途河婆、恵比寿神、弁財天、仁王尊、八大童子

ご利益 厄除開運、国家安寧、良縁、恋愛成就

お不動さまで人気のお寺ですがご本尊の目黒不動は秘仏とされていますので、「おふだ」でそのお姿を想像するしかありません。それを見る限りでは両脇に制多迦(せいたか)童子、矜羯羅(こんがら)童子を従えた凛々しく勇ましい姿です。

ここは天台宗のお寺ですから密教です。大同3(808)年に慈覚大師が開創したと伝えられ、徳川三代将軍・家光が堂塔伽藍を造営したということで、江戸庶民の参拝行楽の場となっていました。寺名の通りに境内には水が湧き、美しい滝や池があって憩いの場でもあったと思われます。しかし一時は戦災で大半が焼失してしまいました。

裏山一帯には縄文から弥生時代にかけての遺跡があるそうですから、生活もしやすい場所だったのでしょう。

美しい仁王門が印象的です。門をくぐって振りかえると大きな草鞋がお供えしてありました。ちょっとわかりにくいかも知れませんが、大草鞋の中に普通の草鞋が数足くっついています。比較するとその大きさがわかります。仁王さまはこの大きな草鞋を履いて困っている人達を助けて回ってくれる、という信仰があるのです。

仁王門を過ぎた左手に清めの池があります。境内にはいろいろな不動像がありますが、ここのお不動さんには水をかけます。池の周辺には庚申さまなど多くの石仏が立ち並んでいます。

正面階段を避けて右手に行くと三途河婆がいます。閻魔大王とペアになっていますが、私は、この、ちょい悪でしぶ〜い婆さまが大のお気に入りなのです。近くには銅製の立派な神変大菩薩像もあります。真っ直ぐに本堂へ向かう前にぜひ寄り道してください。

本堂の脇や裏にも仏像や祠があります。
左写真は恋愛成就、良縁成就の仏さまで名高い愛染明王。ハートの描かれた絵馬を奉納するには、男性は反時計回り、女性は時計回りにこの像の周囲を回ります。人気があるらしく、たくさん掛っていました。
本堂の裏にあたる場所にはかなり立派な大日如来像が鎮座されています。この仏さまは当寺の本尊である不動明王の「本地」、すなわち本来の姿というわけです。

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