明治神宮

所在地 東京都渋谷区代々木
祭 神 明治天皇、昭憲皇太后
ご利益 家内安全・厄払い・合格祈願・交通安全・安産祈願・商売繁昌・社運隆昌・必勝祈願・病気平癒

初詣で必ずニュースになる明治神宮は、ファッションの街・原宿に隣接しています。
祭神が(神々の世界では)新参の天皇にもかかわらず、正月だけで一年分稼いでしまうのはスゴイ! やはり地の利か。
ここの森には17万本の樹木があり、ちょっと離れた外苑には公園や各種競技場、スワローズの野球場などがある都会のオアシスです。

神社を「神宮」と呼ぶからには、そこらの氏神さまとは格式が違うということなのでしょう。
ただのお社(やしろ)ではなく、神の宮殿といったところでしょうか。ひょっとしたら神さまが常駐されているのかも知れませんね。
「神宮」と名の付く神社は他に伊勢神宮、熱田神宮、鹿島神宮、香取神宮などがあります。

お祀りされている神様は明治天皇と奥様の昭憲皇太后で、1920年からです。ですから神様の世界ではホヤホヤの新入りです。
明治天皇が崩御(ほうぎょ=亡くなられること)されたのは1912年ですが、ここに埋葬されているわけではなく、陵(お墓)は京都市伏見区桃山町古城山にあります。

古くは菅原道真を祀った天満宮、最近では戦後の靖国神社など、実在した人間(天皇の場合は一般人ではありませんが)が神様になった例は珍しくありません。
また明治神宮の近くには軍人だった東郷平八郎が祀られた東郷神社があります。東郷さんは神々の世界にいっても明治天皇をお護りしているのでしょう。ちなみに両神社ともに結婚式場を備えています。

私としては皇孫を最高神として祀る国家神道のニオイはどうも苦手です。どうしても軍国・帝国主義を連想してしまうからなのですが、妻はこの神社のファンです。
「ここに来ると心が安らぐのよネ」なんて言われると自分のこだわりがセコく感じられてしまいます。だいいち、中国や韓国など、アジアの国々からも多くの観光客が見えています。
とはいえ、日本人として忘れてしまってはいけないこともあると思うのです。

明治神宮にカナダ人を連れて行ったことがあります(日本語ペラペラ)。
境内に入ったとたんにスゴイ勢いでクシャミを始めました。
もちろん季節は春で、「針葉樹の森林に慣れているはずなのに、カナダ人でも花粉症になるのか」と冗談を言った覚えがあります。
当時の私は未だ花粉症の辛さを知らなかったので、今考えるとシャレにならない事を言ってしまいました。

境内でひときわ目を惹く二本の楠木(クスノキ)に渡された注連縄(しめなわ)。
仲が良さそうですね。恋人とお詣りすれば、ご利益がありそう。

大正時代のロマンをイメージさせる、おしゃれでかわいい扉の装飾は、ハートをあしらって、とてもモダンなデザインです。
どこにあるか探してみるのも楽しみですね。

ここの神社は比較的新しいだけあって、よく観察するとすぐれモノをたくさん発見できます。
定刻に叩く大太鼓なども迫力があります。
外国からの観光客も非常に多い神社です。
いつも美しく管理されていますから、我々日本人にとってちょっと自慢できる場所でもありますね。

この立派な鳥居をバックに、ほとんどの参拝者は記念写真を撮ります。
下の方に人がいるので比較すると大きさがわかります。
しゃべらない限り、外見だけではほとんど分からなくても、ここにしばらく立っているとアジアからの観光客が非常に多いことに驚かされます。
よくシャッターを押してくれと頼まれますが国際交流にも一役買っている鳥居です。

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