とろけ地蔵
大円寺

所在地 目黒区下目黒
祭 神

大黒天、七福神、とろけ地蔵尊、五百羅漢

ご利益 厄除け(悪縁、がん、悲恋)、無病息災、商売繁盛、、縁結び

目黒駅西口の有名な雅叙園のちょっと先、行人坂の途中に「とろけ地蔵」のある大円寺があります。
山門を入ってすぐ左に立っています。

地蔵尊といっても上の写真のようにほとんどお顔やお姿は判別不能。
もともと江戸時代に品川沖で漁師の網にかかったのが最初で、その時にはすでにかなり痛んでいたそうですが、明和九(1772)年、当寺が火元になった「目黒行人坂大火(江戸三大大火の一つ)」の高熱で焼かれ、今の姿になったそうです。

このとろけ地蔵の後一面に五百羅漢が並んでいます。
実際は五百以上あるそうですが、これはその時の大火で出た一万七千人以上の犠牲者の霊を弔うため、50年もの歳月をかけて石工たちが彫り上げた像だそうです。
ですからよく観察しますと、修行僧の中に女性や子供の姿も混ざっています。
その後、寺で世話をしていた無宿人が火を付けたことが判明しましたが、お寺はそれから76年もの間、再建を許されなかったのです。

このような過酷な状況の中でもしっかりと立ち続け、私たちを見守ってくれている…そんなことから庶民の間からごく自然に、このお地蔵さまは「人々の悩みを溶かしてくれる」と信じられるようになったということです。

とろけ地蔵尊と鎮魂のために彫られた五百羅漢とのコラボは圧巻です。

本堂脇に大黒天を祀っている堂があります。
ここの大黒天のお札がとても気に入っています。

正面の境内はそれほど広くありませんが、いろいろな神仏像があります。これは石の獅子頭。
曝された鬼の首のようでもあります。

体の悪い部分に金箔を貼るようになっています(3枚500円だそうですが、素人には難しいと思います…)。
圧倒的に顔の部分に集中していますね。皆さん何を願って貼ったのでしょうか。

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