湯島天満宮(湯島天神)

所在地 東京都文京区湯島
祭 神 天之手力雄命(タジカラオノミコト)、菅原道真公
ご利益 学問・書道上達、開運守護

湯島天神は5世紀中頃、もともとこの地の神だった天之手力雄命(たじからおのみこと)を祀ったのが始まりとされています。この神様は神話の中で天照大神(あまてらすおおみかみ)が隠れてしまった天岩戸を開いて天照大神の手を取り引き出した神です。
これらの神々は天上にいるので天神(てんじん)とよばれていました。

後に土地の人々が、同じく天神さまとよばれた菅原道真公を祀りはじめ、江戸時代に入ってますます信仰を集めるようになり、湯島天神は湯島天満宮とよばれるようになったのです。

本来、菅原道真公が祀られたのは流刑地、九州の太宰府天満宮で、政敵に追われ悲運のうちに没した道真公の怨霊を鎮めるためでした(これを御霊=ごりょう信仰といいます)。
そこで朝廷は道真公を火雷天神として京都の北野天神にも祀りました。

しかし現代では勉学にすぐれて異例の大出世をし、学者であり書家でもあった道真公の類い希なる才能にあやかるという意味で、学問の神様としての信仰を集めているわけです。

政敵に妬まれ、流刑された道真公は死後、雷神となって御所に落雷を落とし、疫病を流行らせ、天候不順や飢饉を招き、何年もかけて政敵を次々と呪い殺しました。
じつは、現在では想像もつかぬ悪霊だったのです。つまり恐ろしいからこそ畏れられ祀られたわけですね。

私の家ではウメボシの種をテンジンサマとよんでいました。道真公といえば「梅」と相場が決まっているからでしょう。奥歯で必死に割って食べました(好きなんです)。
杏仁豆腐の味がするのは、杏も梅も同種ですから納得ですが、初めてドクターペッパーを飲んだ時、思わず「テンジンサマの味がする!」と感じましたが…皆さまはいかがですか?

正面鳥居の額。
梅の花がちりばめられて一見かわいらしいが、よくよく見ると道真公の怨念が炎となってメラメラと燃え上がっているようにも…

びっしり掛けられた絵馬。道真公は受験生にとって、最後の頼みの綱なのですね。まさしく「神頼み」です。

それほど広くはありませんが、境内にはいたるところに道真公が愛(め)でた梅の木があり、梅の花をかたどった紋が見られます。

懐かしい金太郎飴の屋台が出ていました。きなこ飴が昔のままの味でおいしかった。

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