ぞえじいコレクション(ピースの箱)


上の写真はピースではありませんが、珍品なので掲載しました。
巻きたばこのパッケージで、刻みタバコはガーゼ状の布袋に入っていました。
カウボーイなどが吸っているシーンを映画などで見たことのある方もいらっしゃるでしょうか、
薄い紙の束が付属していて自分で巻くのです。そして紙の端をスーっと舐めて丸めれば完成。
専用の巻器もあったようですが、手で巻くのは非常に難しかったのを覚えています。味は超辛でした。

以下のピース(当時一箱60円)は父が吸っていたもので私が中学生〜高校生だった1960年代前半のものです。
もちろん私は吸っていません。

'61年発売「法の日記念」
法を天秤で表したアイデアが良い。

'61年発売「オリンピック東京大会協賛(1)」
(1)とあるからには何回か発売されたのでしょう 。当時は10円の協賛金付きタバコが時々発売されていたようで確かではありませんが、これもその一つだったのかも知れません。
'61年発売「第4回東京国際見本市記念」
平面グラフィック剥き出しのデザインが凄い。第5回は'63年に開催されています。

'62年発売「アルコール専売事業25周年記念」
工業的なデザインで、ちょっと酒を飲みたくなる雰囲気ではありませんね。

'62年発売「港湾博覧会記念」
当時は何でも博覧会にしてしまったのですね。なんだかマドロス姿のトリスおじさんが降りてきそうです。
'62年発売「鉄道開通90周年記念」
今では懐かしい型の車両です。確かこれも協賛金付きだったような…。つまり本来60円が70円。+10円とは結構高い。
'62年発売「宇宙大博覧会記念」
当時は米ソが国の威信をかけて宇宙開発競争をしていましたっけ。「船の科学館」周辺で開催されたらしいです。
'63年発売「赤十字百年記念」
まあ、このくらいのテーマなら納得もいきます。全体的にはわけの分からないデザインですが、赤十字マークは美しい。
'63年発売「自治体消防15周年記念」
タバコにはあまりそぐわないデザインです。さすがに右端には火の用心のコピーが入っていますが…。
'63年発売「たばこ製造専売60年記念」
赤い煙がすごい。 たばこが、ただの白い長方形で表現されていますがピースは両切りでフィルターが無かったのです。
'63年発売「第5回東京国際見本市記念」
第4回が'61年でしたから2年おきに開催されていたのでしょうか。見本市に人が集まる時代だったのですね。

非売品「井の頭ボーリングセンター会場記念」
年代も入手経過も覚えていません。ボーリング場も今はありません。ひょっとしたら見物に行ったのかも…。

'64年発売「青色申告制度十五周年記念」
当時の庶民は電子計算機なんか持っていませんでしたから、皆パチパチとソロバンで計算していました。
'64年発売「ミロのビーナス特別公開記念」
上野の美術館まで行きました。立ち止まってゆっくり鑑賞する間もなく、ゾロゾロと行列しながら見ました。

'64年発売「貿易記念日 記念」
6月28日が貿易記念日だそうです。徳川幕府が鎖国政策を改め、米国など5カ国と自由貿易を始めた日だとか。ふ〜ん。

'64年発売「優秀国産品認識週間記念」
「良いから買います国産品」 のキャッチがすごい。まだまだ開発途上国だったのでしょうか。

'64年発売「塩専売60年記念」
塩の結晶の下には NaCl ですって! ずいぶんとケミカルなデザインですね。

'64年発売「パラリンピック 国際身体障害者スポーツ大会記念」 このデザインはお気に入り。
この年には東京オリンピックがあったというわけです。

'65年発売「東京─全県庁所在地ダイヤル通話完成記念」
今となっては信じられませんね。このダイヤルの絵柄すら知らない人がいるのでは?
'65年発売「メンデル遺伝法則100年記念」
確かえんどう豆 でしたね。スイトピーみたいな花が可憐です。メンデルさんはオーストリアの牧師で植物博士。
 


以下は1964年に開催された東京オリンピックの記念タバコ。解説は不要でしょう。
それから花シリーズと変わり色シリーズ。今見れば「べつにぃ〜」という感じですが、あの頃は色の鮮やかさに興奮したものです。コンピュータで加工したわけではありません!
最後の一点は当時、父が吸っていたオリジナルピース(今と同じですが)です。

 

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