こんにちは、アラフィフ爺です。
電子書籍という言葉もすっかり馴染んできた世の中ですが、まだまだ本を買う際には紙媒体を当たり前に選択する人が多いと感じます。
私はと言うと一昔前にビジネス書を電子書籍でお試し購入してみて、実際に1冊読んでみましたが、案の定、読みにくかったという感想を持ちました。
このまま我慢して電子書籍を購入し続けていくべきなのか?わざわざ使いにくい方法を選んで、自分の心に嘘をつくことが本当にいいのだろうか?
結果として、電子書籍からは遠ざかることになりました。時代が私に追いついていないのか、私が時代について行けないのか。モヤモヤしたのを覚えています。
それから数年が経ち、そんな私にもついに電子書籍での購入をし続ける時がやってきたのでした。
この記事では、マンガは紙媒体と電子書籍のどっちを買えばいいのか、まとめてみました。
マンガを電子書籍で買うきっかけとなった出来事
私がマンガを電子書籍で買ったきっかけは、2021年3月25日から始まったDMMブックスのセールになります。
DMMブックスがやらかした初回100冊まで70%オフセール
当初は6月末までのセール期間でしたが、あまりにも反響が大きすぎたため、急遽、4月12日まで短縮されたあの有名なセールです。
後で知りましたが、およそ60億円もの損失を出したそうです・・。
このセールの失敗の原因は、ユーザー動向を甘く見ていたという感じでしょうか。ツイッターをやっている人なら、タイムラインに流れてきた情報などに驚いたと思います。
100冊の上限まで「どのマンガをどういう組み合わせで買うか」というツイートで賑わっていたと記憶しています。
例えば、鬼滅の刃を全23巻揃えて、呪術廻戦が15巻まででしょ。で、SPY×FAMILYが6巻だから・・みたいに100冊をどのように消化するかを考えるのが楽しいという現象ですね。
100冊までという冊数の制限では、不十分だったということでしょうね。
というのも、私自身は何の迷いもなく100冊全てマンガを買おうと考えましたが、実はDMMブックスではビジネス書も扱っているからです。
ビジネス書で100冊ともなれば、そこまでは私にも選べませんが、マンガなら10巻単位で考えたらあっという間ですからね。
DMMブックスのトップページは、マンガしか取り扱っていない雰囲気なので、誤解されても仕方ないのかもしれませんね。
DMMブックスの複数アカウントを新規作成
DMMという会社はもともと知っていましたが、夫婦二人ともアカウントを持っていませんでした。これを機に夫婦それぞれが自分のDMMアカウントを新規作成したのです。
DMMと言えばエロで稼いでいる会社という印象が強かったのですが、様々なサービスを提供しており、CMもバンバンやっていますので、アカウントを作ることに迷いはありませんでした。
ちなみに、このセールの話題をマンガ好きの妻に振った際、間髪入れずにDMMのアカウントを作成したので、その素早さには驚きました。
それほどDMMブックスのセールは魅力的だったということが言えます。
DMMブックスにてマンガの電子書籍版を200冊購入
単にセールと言ってもそこまで興味はありませんが、70%オフという言葉はかなり強く胸に刺さりました。
その証拠に、夫婦がそれぞれ好きなマンガを迷うことなく100冊ずつ買うことを前提に作品を吟味していたのです。
マンガ好きなら分かると思いますが、100冊なんてあっという間です・・。
セールをきっかけに電子書籍のマンガを買ってみる
このように、セールをきっかけにして大量にマンガを電子書籍で買うことで、後押しされることになります。
もし大量に買うのが不安であれば、すでに完結している作品を1つ買ってみる、というものいいと思います。
マンガを電子書籍で考えているならば、まずはどんな作品が買えるかチェックしてみてください。
本のうちマンガから紙媒体を電子書籍へと切り替える
個人的には、全ての本を電子書籍に移行したいと考えています。
しかし、活字が多い書籍の場合は、直感的に紙媒体の方が読みやすく感じているので、私の場合は全てを電子書籍に移行するのは現実的ではないのかもしれません。
とは言え、マンガについては電子書籍も悪くなかったので、マンガのみにスポットを当てて、マンガを電子書籍へ切り替えればいいと考えています。
「出来るところからやる」ということで、基本方針を立てました。
今後、購入するマンガは、原則として電子書籍で買う。
電子書籍のメリット
収納スペースの面が一番大きいですが、費用面でもメリットは大きいです。
紙媒体の書籍のセールというのは、通販サイトくらいしかほとんど聞きませんが、電子書籍の場合は現物を郵送するということがありませんので、セールの機会が多い印象です。
ありがたいことにDMMブックスではセールが頻繁に行われるため、もはやマンガを定価で買うということはありません。
いきなり全てのマンガを電子書籍にできない理由
手始めにマンガから電子書籍へ切り替えるとしても、マンガというカテゴリからでさえ、いきなり紙媒体はなくせません。
それは、すでに紙媒体で買ってきたマンガの存在があるからです。
完結したマンガ
紙媒体のまま保管しているマンガを電子化するには、自炊をするか電子書籍で買い直さなければいけなくなるので、費用が余計にかかってしまうため、すぐには実行できません。
連載中のマンガ
例えば、1巻から30巻までを紙媒体で持っている場合、
① 31巻以降も紙媒体で買うか
② 31巻以降から電子書籍で買うようにするか
③ 1巻から30巻までを電子書籍で買い直すつつ、31巻以降も電子書籍で買うか
といった判断をしなければなりません。
これについては③が理想です。
しかし、費用面を考えれば、31巻以降も紙媒体で買い続けるという①が現実的です。
やはり同じ作品なら同じ媒体でまとめておく方が管理は楽だからです。
マンガは紙媒体と電子書籍とで共存すればいい
このように、どうしてもマンガは紙媒体と電子書籍とで共存することになるため、無理にどちらかへ寄せてしまうことを考える必要はないのかもしれません。
どっち派みたいに派閥争いをするのはナンセンスであり、紙媒体と電子書籍を上手に使い分けることがベターです。
なので、自分なりに簡単なルールのようなものを決めておけば分かりやすいです。
新たにマンガを買う場合の考え方
今後、新たにマンガを買う場合、紙媒体か電子書籍かの目安は次のような形がおすすめです。
マンガを紙媒体で買う目安
家族で共有したい作品かどうか。
紙媒体の本を回し読みするのが手っ取り早いです。
紙媒体+電子書籍のダブルで買うに値するほど愛着のある作品かどうか。
愛着のある作品は、仮に処分してしまっても再び買い直すことは想定できます。だったら、紙媒体を持っていても、電子書籍でダブルに買っても、読書用と保存用みたいに考えることもできます。
マンガを電子書籍で買う目安
自分しか興味がない作品かどうか。
自分のことだけ考えればいいので、迷うことなく電子書籍で買えば自己満足できます。
エロマンガ
・・言わずもがなですね。
マンガを電子書籍で持つようにしたい理由
個人的には、いわゆる終活というか、老後のことがどうしてもつきまといます。
入院をしたり、老人ホームへ入所することになったり、いつまでも紙媒体のマンガを読むことは、きっとできなくなってくるだろうと考えています。
物体としての紙媒体が少なければ、きっと様々な苦労も減るだろうという思いがあって、電子書籍に前向きでいるのだと感じています。
まとめ
人にはそれぞれ事情がありますので、「紙媒体か電子書籍のどっちかに決めてしまう」というような考え方をせず、あくまでも共存というのが前提でいいと思います。
そして、電子書籍に興味を持ったら少しずつ取り入れてみる、ということでいいのではないでしょうか。
私のように一度は電子書籍は自分には合わないと感じても、こうして再び向き合うことで、少しだけ人生が楽しくなった者もいますので。
私がDMMブックスから始めてそう感じたので、まずはお試ししてみたらいかがでしょうか。